介護保険
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令和6年度特別セミナー
この度の制度改正においては、「介護保険制度における福祉用具貸与・販売種目のあり方検討会」が設置されました。 そこでは、福祉用具貸与・販売に関する「安全な利用の促進」、「サービスの質の向上」、「給付の適正化」が論点となり、今後の福祉用具貸与計画やモニタリング等が議論されております。 本研修会では、上記検討会に委員として就任された日本介護支援専門員協会副会長、七種秀樹氏をお招きし、今後の介護支援専門員としての福祉用具サービスへのケアマネジメントのあり方を学び、また徳島県理学療法士協会会長鶯春夫氏からは福祉用具とICFとの関連性についてご講演いただきます。 参加対象は、介護支援専門員、医療・福祉関係者、福祉用具事業者 地域包括職員、自治体職員、その他関心のある方です。
第1回徳島県介護支援専門員実践研究大会
徳島県で初の介護支援専門員を対象にした実践研究大会が徳島県介護支援専門員協会主催で開催されました。 午前中は、「困難事例への理解と対応について~ケアマネジャーに必要な知識と技術~」と題して、花園大学の福富昌城教授にご講演いただきました。 困難事例について、支援者が感じる困難捉え方アプローチ方法等々事例を織り交ぜながらわかりやすくお話いただきました。 何を持って困難というのか? クライエントに必要な情報がわからない クライエント側から解釈できてない 適切な解決策がわからない 様々なレベルでの困難さをどう考えるか、多角的な視点でみることの重要性を再認識する機会になりました。 午後からは、5名の方が発表していただきました。 情報の少ない虐待ケース 医療依存度が高いケース サービス利用拒否ケース 意思能力の低下ケース 介護力が望めないケース それぞれが試行錯誤しながら困難を乗り越えた事例の発表をしていただきました。 最後に福富先生の進行のもとに、発表での準備や発表後心境なども話していただき、「振り返りとなり次につなげれる」「大変だけどこうした機会を通してスキルアップを感じた」「虐待の解消うよりも親子関係をどう取り戻すかを考えるようになった」など、発表による自身に対する意義も感じていたようです。 こうしたことは、ドナルド・ショーンによる「反省的実践」とか「省察的実践」と呼ばれている、実践と理論の相互作用を得ているのではないかと思います。 こうした積み上げが、介護支援専門員の専門性を積み上げる機会になると確信しています。 今回の大会には募集定員の倍以上の参加申込があり、こうした機会を今後も構築する必要性を強く感じています。
ケアマネジャーの受験資格要件・研修内容の変更
研究分野では,「信頼性」と「妥当性」がいつも問われます.信頼性とは同じ方法でやればだれがやってもだいたい同じ結果になること,「妥当性」とは,みたい・しりたいことと結果が合っているのか,ということです.つまり,的外れでないことが重要です. 行政が行う改革や変更は,どうでしょう.今回ケアマネジャー資格要件や実務研修の内容が変更されました.確かに重要な視点も多く含まれています.地域包括ケアシステムや在宅医療など.ただ,その有用性が明確になっていない部分もあり,信頼性と妥当性は果たしてどうなのかな,と思います. 私見ですが,ケアマネジャーの仕事って,信号機もない交差点にたち,いきなり交通整理を始めるようなものだと思います.交通量や流れ,そして周囲の環境などを瞬時に読み取り,事故が起こらないように旗をふるわけです.ときには,間違いもあるでしょうし,その時の対応(リスク管理)や,再発の防止についても熟知していおく必要があります.調整能力,コーディネート能力と一般に言われるものですが,これってプログラムで習得することってほんとむずかしい. とりあえず今回,変更点を簡単にまとめてみました.これから受験する方,また合格されて研修を受ける方,様々だと思うのですが,その時に「信頼性」と「妥当性」についても考えて頂ければ嬉しいです.「やれ」と言われたからやるのではなく,自分から交差点の真ん中に立ち,旗をふってみましょう,!(^^)!
エンドオブライフケアにおける援助者養成基礎研修in徳島 開催のご案内
3月9日(土)、10日(日)徳島県で「エンドオブライフ・ケアにおける援助者養成基礎研修」を開催いたします。 全国的に看取りの場が病院から、在宅、介護施設へと移行する中で、介護現場で従事する援助者が、多様な専門職と連携しながら、患者・利用者およびその家族が直面する「人生の最終段階:エンドオブライフ」でのケアを提供していくかが問われる時代が訪れています。 このような状況におきまして、徳島県の福祉・介護人材キャリアパス支援事業の一環として徳島県医療ソーシャルワーカー協会が研修実行委員会を立ち上げ、エンドオブライフ・ケア協会の小澤竹俊先生を招き、介護現場でのエンドオブライフ・ケアに取り組める人材育成を目的とした研修会を開催する運びとなりました。徳島の地で開催される絶好の機会ともなりますので、是非、ご参加くださいますようよろしくお願いします。 平成31年1月15日 エンドオブライフ・ケアにおける援助者養成基礎研修・実行委員会 寺嶋吉保(徳島県立中央病院)、津田祐子(四国大学)、邉見知惠子(徳島県看護協会)、 位頭薫(NPOゆいまーる)、徳島県医療ソーシャルワーカー協会理事 追伸:当該研修プログラムは、通常、エンドオブライフ・ケア協会主催で受講した場合、受講料が30,000円を要する研修ですが、この度、徳島県の助成を受け、開催する経緯から受講料は、無料(ただし、テキスト代4,000円)になっております。
第8回キーパーソン3-医師・訪問看護師・ケアマネジャーの事例検討会-
台風20号により開催を延期しておりました、第8回キーパーソン3-医師・訪問看護師・ケアマネジャーの事例検討会-を開催いたします。 このキーパーソン3は、徳島市在宅医療・介護連携推進事業の一環として、医師・訪問看護師・ケアマネジャーを在宅医療におけるキーパーソンと位置づけ、それぞれの役割や互いの距離感を掴み、三職種の連携が図られることが、患者とその家族を中心とした質の高い在宅医療の実現につながるものと考えています。 三職種が一堂に会し、具体的個別事例を様々な角度から検討する事例検討会となっておりますので、徳島市内で従事する医師・訪問看護師・ケアマネジャーの皆様、是非ご参加ください。
第8回キーパーソン3-医師・訪問看護師・ケアマネジャーの事例検討会-
徳島市医師会では、徳島市在宅医療・介護連携推進事業の一環として、第8回キーパーソン3-医師・訪問看護師・ケアマネジャーの事例検討会-を開催いたします。 このキーパーソン3は、医師・訪問看護師・ケアマネジャーを在宅医療におけるキーパーソンと位置づけ、それぞれの役割や互いの距離感を掴み、三職種の連携が図られることが、患者とその家族を中心とした質の高い在宅医療の実現につながるものと考え、三職種が一堂に会し、具体的個別事例を様々な角度から検討する事例検討会です。 徳島市内で従事する医師・訪問看護師・ケアマネジャーの皆様、是非ご参加ください。
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