第1回徳島県介護支援専門員実践研究大会
2017年02月14日
投稿者:湯浅雅志
徳島県で初の介護支援専門員を対象にした実践研究大会が徳島県介護支援専門員協会主催で開催されました。
午前中は、「困難事例への理解と対応について~ケアマネジャーに必要な知識と技術~」と題して、花園大学の福富昌城教授にご講演いただきました。
困難事例について、支援者が感じる困難捉え方アプローチ方法等々事例を織り交ぜながらわかりやすくお話いただきました。
何を持って困難というのか?
クライエントに必要な情報がわからない
クライエント側から解釈できてない
適切な解決策がわからない
様々なレベルでの困難さをどう考えるか、多角的な視点でみることの重要性を再認識する機会になりました。
午後からは、5名の方が発表していただきました。
情報の少ない虐待ケース
医療依存度が高いケース
サービス利用拒否ケース
意思能力の低下ケース
介護力が望めないケース
それぞれが試行錯誤しながら困難を乗り越えた事例の発表をしていただきました。
最後に福富先生の進行のもとに、発表での準備や発表後心境なども話していただき、「振り返りとなり次につなげれる」「大変だけどこうした機会を通してスキルアップを感じた」「虐待の解消うよりも親子関係をどう取り戻すかを考えるようになった」など、発表による自身に対する意義も感じていたようです。
こうしたことは、ドナルド・ショーンによる「反省的実践」とか「省察的実践」と呼ばれている、実践と理論の相互作用を得ているのではないかと思います。
こうした積み上げが、介護支援専門員の専門性を積み上げる機会になると確信しています。
今回の大会には募集定員の倍以上の参加申込があり、こうした機会を今後も構築する必要性を強く感じています。
午前中は、「困難事例への理解と対応について~ケアマネジャーに必要な知識と技術~」と題して、花園大学の福富昌城教授にご講演いただきました。
困難事例について、支援者が感じる困難捉え方アプローチ方法等々事例を織り交ぜながらわかりやすくお話いただきました。
何を持って困難というのか?
クライエントに必要な情報がわからない
クライエント側から解釈できてない
適切な解決策がわからない
様々なレベルでの困難さをどう考えるか、多角的な視点でみることの重要性を再認識する機会になりました。
午後からは、5名の方が発表していただきました。
情報の少ない虐待ケース
医療依存度が高いケース
サービス利用拒否ケース
意思能力の低下ケース
介護力が望めないケース
それぞれが試行錯誤しながら困難を乗り越えた事例の発表をしていただきました。
最後に福富先生の進行のもとに、発表での準備や発表後心境なども話していただき、「振り返りとなり次につなげれる」「大変だけどこうした機会を通してスキルアップを感じた」「虐待の解消うよりも親子関係をどう取り戻すかを考えるようになった」など、発表による自身に対する意義も感じていたようです。
こうしたことは、ドナルド・ショーンによる「反省的実践」とか「省察的実践」と呼ばれている、実践と理論の相互作用を得ているのではないかと思います。
こうした積み上げが、介護支援専門員の専門性を積み上げる機会になると確信しています。
今回の大会には募集定員の倍以上の参加申込があり、こうした機会を今後も構築する必要性を強く感じています。